目次・概要
片方のオブジェクトの形状を保持して同時に動くハンドルに変換する
└操作手順
└作業環境
まとめ
この記事ではillustretor2024(28.7.5)を使用しています。windows10の環境で解説のためスクリーンショットの画像を使用し掲載しています。アプリのバージョンが同じでも設定の違いやOS等のご利用環境が変われば表示内容が変わる恐れがありますのでご注意ください。
片方のオブジェクトの形状を保持して同時に動くハンドルに変換する
操作手順
- 変換したいアンカーポイントをダイレクト選択ツールで選択してハンドルを表示させる。
- アンカーポイントツールで動いてよいオブジェクト側の方向点をaltを押しながらクリックする。
これで変換完了です。
altを押しながらマウスホバーするとハンドル(方向線)マークが表示されます。それが表示されなければスムーズポイントか端点の片方しかハンドルがないことがわかります。


※ハンドルの線の部分を方向線、先端の丸い部分を方向点、両方含めてハンドルと表現しています。


- ダイレクトツールはツールバー(画面左端)にあります。グループ選択ツールが表示されていれば右下角の▼マークを長押しまたは右クリックすると表示されます。
- アンカーポイントツールはツールバー(画面左端)のペンツールの中にあります。ペンツールアイコンの右下角の▼マークを長押しまたは右クリックすると表示されます。
- ショートカットは ctrl+C
作業環境
スマートガイドとアンカーとパスのヒントを表示は有効にするとわかりやすいです。
表示メニュー >スマートガイド チェックオン
ショートカットは ctrl+U
編集メニュー >環境設定 >スマートガイド >アンカーとパスのヒントを表示 チェックオン
ショートカットは ctrl+K

まとめ・あとがき
長方形ツールなどで角のある図形を作ったり、ペンツールで角のある線や図形をつくったときはハンドルの無いコーナーポイントができますが、コーナーポイントにはハンドル(方向線)のあるタイプと無いがあります。
ハンドルを使って円や波線の曲線図形を角図形に変更した場合はハンドル付きコーナーポイントになります。
パスをアウトライン化したときにはハンドルが別々に動くハンドル付きコーナーポイントができてしまうときがあります。それらを別々に動く片利きから連動する両利きへ変換するときに活用できます。
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